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人気ランキング : 8681位
定価 : ¥ 4,935
販売元 : ポニーキャニオン
発売日 : 2006-07-05 |
天才子役として活躍しながら、8歳で芸能界を引退した晴生。そんな彼は成長してイジメられっ子となり、家族も崩壊しまくり。高校生になってドラマの世界へと戻った彼は、学園ドラマの役を演じるうちに現実と虚構の境目がわからなくなっていくのだった。
『3年B組金八先生』をベースにした学園ドラマといい、冴えない現実とバラ色のドラマの世界が渾然一体となっていくシニカルな視点といい、とにかくブラックな笑いが見事にキマる。さらに見事な演出を盛り上げてみせたのが、晴生役の森山未來。次第にいじめられっ子が虚構の世界に感化されてネジ曲がっていく様子を、実にリアルに演じきっていてそのうまさに舌を巻いた。まさに今のネジ曲がった時代だからこそ、ピタリとハマる痛快作だ。(横森 文)
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私の語彙力ではとても伝え切れません! |
面白いとか、面白くないとか、そういう評価の対象ではまったくなくて、じゃあ何なのかと聞かれたら返答に迷う感じの作品ではあるのですが、描いている内容がとても冷徹でダークな内容なのに、そのダークさが底抜けに明るく映し出されているので、むなしさがただよっている感じがどうも白々しくて不憫というか、この内容をよくそこまでポップに描けたな!スゴイよソレ!という感じです。テーマと映像のギャップが面白い、と言うんでしょうか?
細部にもこだわりがあって、何回見ても絶対新しい発見があるところも好きです。あっコレは金八先生のあのシーンにインスパイアされたんだ、とかココはアレで、みたいな。出演者の皆さんもなかなかイイ感じです。(単に私好みなだけかもしれませんが)セリフもすごく面白いです。なんでコレ全国ロードショーしなかったんだろうと思います。是非、御覧になってみてください。百聞は一見にしかず!
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青春TVドラマへのシニカルな視線とオマージュ |
ストップやスロウのモーションのかけ方や、人物のアップを多用して、マンガのコマのような表現で、見た目はコミカルな映画と思いきや、内容は意外とヘビーな内容の映画でした。
タイトルの『デイズ』って、「days=日々」じゃなくて「daze=幻惑」なんだよね。テレビドラマと現実世界が混沌としてしまうということにうまく引っかけている。現実の世界とドラマの世界、どちらなのか観ている方も錯覚しがちなストーリーも面白い。ドラマの役にのめり込むあまりドラマと現実のバランスが崩れだし、ついには実生活にも鴻ノ池先生が登場するようになる...。
映像では、二つの世界を微妙に色分けし、虚構(ドラマ)はできるだけ自然な設定で、逆に現実は晴生が友達に殴られるシーンや坂道を転げ落ちるシーンなど、トリッキーな映像処理をほどこして描いています。もうひとつのこだわりは、「金八先生」「熱中時代」などのTV学園ドラマへの愛情。そのウラハラに、クサイ芝居とシニカルな舞台裏。(笑) 鋭い批判と、相反する愛が同居する映画でしたね。あと、TVドラマの主題歌として使われたザ・ハイロウズの「一人で大人 一人で子供」が、エンドロールでも再度流され、劇中とはまた違った印象で聞きました。