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定価 : ¥ 4,935
販売元 : PI,ASM/角川書店
発売日 : 2001-01-26 |
金沢の生命保険会社に勤務する若槻(内野聖陽)。ある日1人の少年の首吊り事件に遭遇し、その両親から日夜保険料の請求を求められるようになる。しかし、調査すればするほど、その夫婦には謎めいたものが見え隠れする。そして、ついに…。
97年度の日本ホラー小説大賞を受賞した貴志祐介の同名小説を、森田芳光監督が映画化した。劇場公開直前に、本作を連想させる保険金殺人事件が起きたことでも話題になった。暗く陰惨な内容ながら、あえてポップで色彩感覚豊かな演出を施すことで、余計に夫婦の不気味さが際だっている。我が身を傷つけることもいとわない夫役の西村雅彦、そして「この人間には心がない」と人に言わしめる妻役の大竹しのぶが怪演を見せる。この黒い家で起こるクラマックスは、まさに震撼ものだ。(的田也寸志)
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日常 |
普段なにげなく過ごしていれば見過ごし、無自覚に巻き込まれる恐怖がここにはある。
原作のように、すべて冷静かつ的確に解決していく、絵に描いたようなかっこいいヒーローはここにはいない。
そのかわり、人一倍神経質でびびりだからこそ、今自分がおかれている恐怖に敏感である男が配された。
小林薫も、『現在は更正しているあの手の人たち』というのは、ふだんは過剰なほどニコニコしているもので、原作以上の演出といえるだろう。
そして、特筆すべきは、『生まれつき人間の心をもたない人間なんていない』と理想を語りながら、似た例が見つけだすと『やっぱり異常だった』とさらりと肯定してしまう田中美里が演じた恋人の学者としての無責任さだ。
この映画には、よく神経をこらしていなければ、わからない恐怖がそこここにちりばめられている。
この映画では気づかないことこそが恐怖なのだ。
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こわい、大竹しのぶがこわい。 |
恐い恐い。
話しもむちゃくちゃこわいけれど、
一番こわいのは、
大竹しのぶがこわいのなんの。
大竹しのぶの
「ぶっきらぼうな口調」がこわいの。
可愛い可憐な大竹しのぶのファンにとっては、この映画はショックだろう。しかし、この映画以後、彼女は大女優の道を歩んでいっている。
人生にとって、踏ん切りのときの作品といえるだろう。
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何これ? |
原作が秀逸だったので、恐怖と興奮冷めやらぬまま同日中に映像版を見ました。感想は「絶句」の一言です。
配役に問題ありとの指摘が多いようですが、主要な俳優陣はそれぞれきちんと原作の登場人物の雰囲気を出せる力量を持つ俳優ばかりだと思います。小林薫氏が演じる三好だって、彼の力量からすれば充分に原作イメージに近い雰囲気を出す事は可能だったでしょう。問題はやはり作品全体の方向性だと思います。
原作の持っている「じわじわと感じる恐ろしさ」が全く表現されていません。恐怖に至る経緯を放棄し、突発的な怖さに走ってしまっています。しかもその怖さも全く不十分と言わざるを得ません。致命的なのは、原作において最も緊張感が高まる部分(映像化するにしても最も恐怖を伝え易いであろう部分)が暗闇のシーンとなっていて、殆ど音声のみで何が起こっているのか分らないという点です。挙句の果てに「チチ発言」ですか…。
映画化するにあたり、原作イメージを改変すること自体には異存がありませんが、ここまで「改悪」されると呆れ果ててしまいます。原作が良かっただけに、見続けるのが苦痛でした。原作は非常にオススメですが、既に読んでいる人には落胆必至です。
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こ、これは…一体… |
〜とにかく原作がとても秀作だったので、これを映像化したらどうなるんだろう、とかなり期待して観ました。。。が。。
まずキャスティングが明らかにミスなのでは。
大竹しのぶの狂いっぷりはいいとしても、全然綺麗すぎ。もっと鬱屈して歪んだ「陰」を表現できる人の方が。
他も、私的には全てのキャストがダメだった…。当たり障りのない田中美里くらいか〜〜な、まあありなのは。
映画だと時間的制約もあるので小説を大幅に端折るのは仕方ないですが、何ていうか、この監督、
描かなければならない所をすっとばして、どうでもいいプールやらオッパイやらのシーンを入れる
ってのはどうなんでしょう…。
原作の、あの重く煤けた闇のような恐怖が全く感じられずとても残念でした。
何かテレビの2時間ドラマを〜〜観てるようでした。〜
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まじ怖いッス |
最初はだらだら続いて、盛りあがんないなぁ、なんて思っていると、途中からばりばりに怖くなります。ネタばれになっちゃいますが、関係ないでしょう、大竹しのぶの演技は、演技超えちゃって、本気に見えました。下手なホラー映画より、まじこわいっす。最初のだらだら感は、後半のための伏線のようです。森田作品は、「模倣犯」でがっくりきたので、期待してなかったのですが、今回は、ならではのすごい映像と音の使い方をします。とにかく前半と後半でテンション全然ちがうので、途中で止めずに一気にみてしまった方がいいと思います。怖かったので★よっつ。